ピアノのメロディが印象に残る曲はたくさんありますが、井上陽水さんの「少年時代」に登場するメロディも耳だけではなく、心に残りますよね。この「少年時代」でピアノを担当した作曲家でもある来生たかおさんは独学でマスターしたといい、非常に味わい深い演奏だと高い評価を受けています。来生たかおさんはもともとギターを演奏していて、ギターコードからピアノを独学で学んでいったと言いますから、できないことはないようです。
またヴァイオリンをずっと学んできたけれども、音楽大学に入学するためピアノをマスターする必要があったという方も独学でマスターできたと言います。もともとこうした独学でマスターできた方は、ピアノ以外の楽器の演奏をこなし、そのうえで学んだ経緯があるので、ある意味、音楽の「勘」があったのかもしれません。もしも今、独学でピアノをマスターしたいとしても、何かこなしている楽器があるとないとでは難易度が違ってくるとも言います。しかしながら熱意を持って行っていけば、独学でも、ある程度までの演奏はマスターできるようになっているようなのがピアノです。
ピアノで華麗に「ラ・カンパネラ(この曲はプロのピアニストでも難易度が高いとされています)」を引いてみたいと言うのでは独学だけでは難しいでしょう。ただし「どうしてもこの曲をピアノで演奏してみたい!」という強い熱意を持ち、練習を欠かさないようにすれば、自分の演奏したい曲だけは弾けるようになれるようです。実際に北野武さんもほぼ独学でピアノをマスターしているといいますので、マスターするには熱意と根気が重要になってくるのかもしれません。先にお話しした来生たかおさんは作曲家としての活動と共に、ピアノの演奏の味わいが良いということでスタジオミュージシャンとしても活動しています。
